巻線仕様㋑の仮仕様での磁束密度が①で0.5mT。10mT程度となるように総巻数を1000ターンに変えたのが②です。この時外径φ59.2(≒φ60)。


巻数を変えると外径寸法も変わるので、巻線仕様の計算シートを使い、目標1000ターンとなる整列密着の巻数は990ターンで外径はφ68.2(≒φ68)。(㋺)


990ターンの磁束密度が9.4mT程度(③)なので、1100ターンに修正すると10.3mT程度で良さそうです。(④)

再び巻線仕様計算シートでコイル外径寸法を計算するとφ70.3(≒φ70)となり、目標の仕様に近づきました。(㋩)


この時点で、巻線仕様は、内径φ50、外径φ70、長さ30、巻数1100ターンとします。


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